生体分子学研究室

 植物は生態系の一員として他の生物(動物,昆虫,微生物,他の植物)との関係の中で生活しています.その関係は,食う者と食われる者,使い走りと褒美を出す者,寄生者と宿主,共生のパートナー,場所を取り合う競争者など様々です.植物は,移動しないかわりに多様な化合物を生産して他生物との関係に役立てています.私たちはそれらを生態生理機能物質と呼んでいます.植物成分の多様性は,植物が他生物と結ぶ関係の多様さの現れであるとも言えます.また,植物がつくる多様な化合物は人間の生活にも欠かすことができません.私たちは,上に掲げた植物成分についての疑問を解明するために,機能ゲノム学・分子遺伝学・生化学・天然物化学の手法を用いた研究を行っています.

 また,マメ科植物の多くは根粒菌との共生による窒素固定を行い,空気の8割を占める窒素を利用して生育することができます.共生窒素固定の活用は環境負荷の少ない持続的農業のために重要です.私たちはモデル植物のミヤコグサを用い,根粒菌との共生に必須な植物側の因子の解析も行っています.


研究テーマ
研究室での教育
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お知らせ

微生物生態学会 Microbe and Environments論文賞を受賞しました(2023.11.30)

詳細はこちら;https://www.brs.nihon-u.ac.jp/news/15141/

学会のページはこちら;https://www.microbial-ecology.jp/?p=11795 


メンバー

写真

明石 智義

Tomoyoshi AKASHI

教授

 

科学研究費補助金


2023年度(R5年度)

〈博士研究員〉

内田開


〈大学院生〉

 

高橋 M (M1)

〈4年生〉

金子 A,神江 K,佐藤 R,

中村 E,藤田 T,稲葉 F,

〈3年生〉

伊澤 A,王 S,菊池 H,永山 R,

苗加 M,花里 M,右田 S,森 K,

山口 K



お問い合わせ

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