生命工学研究室の信念

 

 当研究室は、日本学士院会員で文化功労者の別府輝彦先生が東京大学退官の後に、当時の日本大学農獣医学部応用生物科学科に教授として赴任された時に新設されました。以来、別府先生がその主軸を担ってこられた伝統ある農芸化学・醗酵学の研究の流れをくみつつ、微生物がもつ様々な能力や特徴に焦点をあてた基礎研究と、社会のニーズに対応するための応用研究を精力的に推し進めてきました。

 

 その過程で発表した学術論文は100報を超え、いくつものトピックスが世界的な注目を集めています。そうした独創的な研究の一端を担いながら成長をとげ研究室を巣立った卒業生は500名近くにのぼり、社会のさまざまな場所で活躍しています。

 

  生命工学研究室では、微生物の多彩な能力に活力旺盛な学生諸君の多様な個性をもって対峙し、他ではなしえない生命原理の発見と技術の創出に努めます。それを通じて、独創的な科学的知見と多彩な人材を世に送り出すことで社会に貢献しつづけます。


 

別府輝彦先生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                            別府先生から卒業生に贈られた色紙


核酸・蛋白質科学研究室